高知遺産
2023.02.13
本の紹介
高知県内の”エモい”を、アートやデザインに携わる関係者たちが収集した一冊。
長くそこにある建築や店について愛着を語ったり、ミステリアスでひっそりと存在しているものに焦点を当てて調査したりと、高知の裏路地探検をしている気分になれます。
日本の街は地理的特性もあって小さな破壊と再生を繰り返します。
同じ場所の小さな記憶は、よっぽどのことがなければ個人レベルにとどまり、やがて消えていくでしょう。
時代が変われば抱く愛着も変化していくものです。
ちょっと立ち止まって自分の住む街をゆっくり見渡してみるのもいいかもしれません。
この本はどの街でも面白いものを見つけることができるよ、という目線の高さを教えてくれてる気がします。
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