ことばの民族誌 山田幸宏著 高知新聞社 1996年4月初版
2023.01.31
本の紹介
姫路獨協大学外国語学部教授の山田幸宏氏が
高知大学教育学部での任期中の土佐弁研究やフィールドワークから得た考察をまとめたエッセイ。
世界の言葉の起源や民俗ごとの認識の相違点などから始まり、「土佐弁」の独自性などを広い視野で考察されています。
内容はとてもに機智に富んでいて、似た風土の海外の土地の言葉と土佐弁の似てる部分など興味はつきません。
また地域の住民との交流も紹介されていて温かみのあるフィールドワークを追体験させてくれます。
文化人類学って面白いな。高知って面白そうだな。
そんな風に感じられる一冊です。
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